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各地連 弘報 第439号
平成24年10月
金光教名古屋地方協会連合会
屋内運動会(スポーツ集会) 副会長 河合利男
秋と言えば、食欲の秋・読書の秋・スポーツの秋といろいろと言われていますが、連合会におきましては、明年迎える「教祖百三十年祭」の前年集会として、屋内運動会(スポーツ集会)を去る平成二十四年九月二日に開催いたしました。
過去、連合会では、教祖百年祭奉祝運動会、立教百三十年奉祝運動会など、いずれも野外にて盛大に運動会を開催してきましたが、屋内運動会は初めてでした。
屋内運動会ということで、九月の初めに計画いたしましたが、今年は特に残暑が厳しく、熱中症も心配されました。しかし、病人けが人も出ることなく、終了間際には夕立が降り、「屋内でよかった」と、参加者の皆で喜び合いました。
以前行われてきた運動会とは計画当初から規模が小さく、省エネの企画で、参加者がどれだけ集まるか心配をしておりましたが、十六教会、七十二名の参加を頂き、老若男女が一同に集い、楽しくスポーツの秋を楽しむことができました。
運動会ですから、親睦を図ることも大切ですが、競い合うことも必要です。全体を二つに分けて(一分会・二分会の合同チーム対三分会・四分会の合同チーム)、紅白対抗の運動会になりました。心配された選手の選出やチームの統一性も、それぞれのチームで話し合い、良きリーダーの下、スムーズに進めることができました。
本来なら、御用スタッフと参加者がはっきりと分かれているのですが、今回の運動会は、参加者もスタッフとなって準備し、参加者もスタッフとなって準備し、本当にあわただしい運動会になりました。本当に皆様のご協力がなかったらとても運営できませんでした。
企画から携わって下さった男子信徒の皆様には、大切な委員会の時間を頂き、青年部・少年少女部の方々には、当日だけの打ち合わせにもかかわらずよく理解して、運営をサポートして下さいました。女性部の方々も受付の御用をつつがなく進めて下さいました。
忘れてはならないのは、休校中にもかかわらず会場を提供して下さった名古屋産業大学の関係者の方々への感謝です。広い体育館のおかげで、当初難しいと考えていたトラック競技もできることになり、屋内とは思えない運動会になりました。この紙面をお借りして改めてお礼申し上げます。
さて、競技は進むにつれてヒートアップしていき、得点競技では、熱い戦いが繰り広げられ、ドッジボールでは敗戦チームから再戦の要請があり、大変盛り上がりました。結果は三分会・四分会合同チームの白組が大差で優勝し、優勝賞品を手にし、敗れた紅組から惜しみない拍手を受け閉会しました。
この度の企画に関わって感じたことは、日程の問題、人材の育成が大切だということです。二十一世紀のここからの金光教が立ち行くには、青年部の育成はいうまでもありませんが、中心になって御用を担う人材の育成が急務です。東海地区では、教師・信徒一体としての企画や運営が願われ、先輩の先生方や信徒の方々から受け継いできているはずなのですが、御用に携わる信徒の顔ぶれは、あまり変わっていないと感じております。是非、新たなる人材の発掘と育成を共々に願っていきましょう。
来年度は、少年少女や青年の方々が一同に集まり、次代を担う人材の育成と親睦を願って、取り組めるような行事を企画することができればと願っています。
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